2013年1月アーカイブ

Image scannerのクリーニング

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 Canon CanoScan9900Fというスキャナを買って早5年以上。正確なことは忘れたけど、まだ10年は経っていない。

 買ったときは写真とか色々整理しようと思っていたけど、なんと言うか遅いし。けれども付属のスキャンソフトでPDFに変換すると、あとで日本語での検索も出来るので頑張って雑誌を今で言う「自炊」したことも。

 今家には Satera MF4580dn もあってスピードだけならこっちのほうが速いけど、フィルムスキャン出来ないとか、モアレ低減とかは CanoScan 9900F の方が優れている。

 何年か前から会社にRICHOの digital コピー機が入ったけど、スキャンのスピードには驚かされた。ただそのときは検索できるpdfではないので、やっぱり保存目的のスキャンはボチボチスキャンしてた。
 会社ではpngの形式で最近evernoteに何もかも放り込んでいる。一応3年で書類は捨ててしまうルールになったので。

 ところで9900Fの最近なんか調子が悪い。まず余白のところに水の流れのような模様が出てきた。
20130105ScannerNoise.jpg

 この写真は極端にしたものだけど、スキャナ全体にこんな模様が出てくる。

 当然ガラスを疑ってセーム革で拭いてみるけど、変わらない。

 たがガラスをよーく透かしてみるとまっすぐに強い光を当てたときにこの模様が浮き上がってきた。そしてその距離感を見るとどうやらガラスの内側だ。

 ネットに頼ると「メーカー送りして下さい」とある。なんとなく分かるけど、以前サポートセンタに64bitのドライバは無いんですか?と問い合わせたときに「現状で無いので今後もサポートされることは無いと思います」と見捨てられたので、その後は引き取って頑張って自分で面倒を見ているのだ。

 さらに人の力に頼って調べるとスキャナのクリーニングに成功した方が見えた。
http://blog.goo.ne.jp/ikasama-c/e/0e8d0a0a58eafa1116b920d2cc4513d5
 素晴らしい。先人の苦労を参考にさせていただきます。

まず状態。分かりにくいけど、下記の状態になっている。
2013-01-04 21.31.23.JPG 
2013-01-04 21.30.56.JPG

 普通の状態では殆ど分からない。しかし強い光を垂直に当てると、


 

 この通り。かなり強力なLEDライトで照らしてこの模様が出てくる。

 そして分解。螺子を2本外せば上のプラスチックをとる以外比較的簡単。
2013-01-04 21.33.39.JPG2013-01-04 21.33.07.JPG

 だが、先人の注意点もしっかり書いてあったのに守れなかった。
2013-01-04 21.40.40.JPG
2013-01-04 21.40.49.JPG2013-01-04 21.44.13.JPG
 本体の爪の破壊である。
 もともとユーザーサイドで分解するところではないけど、この上の蓋がとても外れにくくて苦労した。

 まず、爪が深くて弱々しいのと、この黒のプラスチックが真っ直ぐに抜かないと引っかかって違う所に強い力が掛かってしまう。

 そして先人の苦労も参考になることも無く、爪は折れてしまった。


 で、ガラスのほうはといえば、セーム革で拭いていても物凄く引っかかりまくる。ちょうどタバコを吸う人の車のガラス内側を拭いているような気分だった。

 結構一生懸命拭いたけど、取れなくてまたの機会に。今度は湿度が多い夏にしようと思う。冬は乾燥して静電気が起こるので余計に埃が吸い付いてくるのだ。